タイヤの空気圧を見た目で判断できたらとっても楽だと思いませんか?今日は、実際にタイヤの空気圧を変化させて空気を入れるタイミングがわかるかどうか実験してみました。実験結果とともに、タイヤに空気を入れるタイミングについて解説していきます。
本記事のテーマ
この記事を読んでわかること
- タイヤの空気圧は見た目で判断できる?
- タイヤに空気を入れる適切なタイミング
それでは早速解説していきます。
空気圧の低い順に並べ替えてみよう
こちらの4つのタイヤ空気圧の低い順に並べ替えてみてください!
正解は、
でした。でも実は、
タイヤの空気圧は見た目で判断できる?

タイヤの空気圧が見た目でわかるのはどのくらい?

見た目でわかったときにはすぐに空気を入れよう
車はタイヤの中の空気によって支えられています。タイヤの空気圧が半分になると、車を「支える」機能に大きな問題が起きてしまい、タイヤバーストなどの大事故につながる可能性がとても高くなってしまいます。詳しくは、下の記事を参考にしてください。
タイヤには決められた荷重の上限を表す荷重指数(ロードインデックス)があることを知っていますか? この荷重指数は絶対に守らないといけないの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。 元タイヤメーカーエンジニアでタイヤのことが大好きなやん[…]
タイヤに空気を入れる適切なタイミング
タイヤの空気はどのくらい減るの?
タイヤの空気圧はどのくらい減ったら入れるべきなのかについて解説します。タイヤの空気圧は1ヶ月で約5%程度減少すると言われています(出典:JATMA)。そのため少し多めに空気を入れたとしても1ヶ月後に指定空気圧を下回ってしまう可能性が高いです。
1ヶ月に一度はタイヤの空気を確認しよう
自分はタイヤの空気圧を少し高めに入れているから大丈夫だと思われたかたもいらっしゃると思いますが、そういった方も注意が必要です。
例えば、指定空気圧220kPaのタイヤに+10kPa多めの230kPaの空気を入れたとします。5%空気圧が減少すると1ヶ月後には207kPaとなり指定空気圧をおおきく下回ってしまいます。
つまり、
もし、2ヶ月以上タイヤに空気を入れていないという方は、ほぼほぼ空気圧が不足しています。いますぐ空気を入れにいきましょう。
まとめ
今日のテーマは「タイヤの空気圧は見た目で判断できる?」でした。
実際にタイヤの空気圧を減らしていった写真を確認してもらい、見た目で違いが出る頃には空気圧がかなり低くなっていたことがわかりました。ですので、
- 見た目で空気圧が減ったのがわかる
- 2ヶ月以上空気を入れていない
こういう人は今すぐタイヤに空気を入れましょう。
そして、タイヤの空気圧は1ヶ月で約5%程度減少してしまいます。月に1度は空気圧を点検する習慣をつけましょう。
みなさんのカーライフが安心・安全で少しでも快適になるように願っています。

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以上、やんきちでした。